木の葉の間から光が差し込む。 きらきら、きらきら。 葉が風に揺られるたびに動く光が、眩しい。 その光に向かって、手を伸ばした。手で覆いきれなかったところから差し込む光が、とても眩しくて、目を細める。 「好きだ好きだ言うけどさ」 小さく、呟く。 隣に立っているシンには聞こえているだろう。その証拠に、僕がいきなり言葉を発したから少し驚いて。そして僕を見た。 「僕のこと、何も知らないくせに」 今までそんなに関わってこなかったではないか。 いつも僕がシンに怒鳴り散らす、それだけの関係だったのに。 「僕の何が分かるって言うの」 分かってないくせに。 僕のことよく知りもしないくせに。 「好きだなんて嘘、いい加減にしてよ」 僕とちゃんと話したことも無いくせに。 僕の性格だって、よく分かってないだろ。 それなのに、好きだなんていわれても、信じられるものか。 指の間から、光が差し込む。 きらきら、きらきら。 腕を下ろして、目の前で光を受け取るように手を翳した。 手の中で、光が踊る。 この光を見て、僕が何を感じているのかなんて、想像も出来ないくせに。 「…確かに、シヴァと語り合ったことなどなければ一緒に遊んだということもありません」 光が揺れる。手の中で。 ゆらゆら、ゆらゆら。 「シヴァの性格のすべてを知っているというわけでもありません」 僕はただじっと、手の中を見つめる。 「でも、私はシヴァをずっと見てきたんです」 木の葉が風で揺れる。 光も、小さく踊る。 手を、握り締めた。 「貴方がユダを見ていたように、私はシヴァを見ていたんです」 当然光を掴めるはずもなく、握り締めた僕の手の上で、光は踊る。 きらきら、きらきら。 「好きなんです。本当に、貴方のことが」 光は変わらず踊る。 ゆらゆら、きらきら。 「…嘘つき」 「本当ですよ」 小さな声で呟いたら、優しい声が返ってきた。 その声に思わず、顔を上げてしまう。 木の葉の間から、光が差し込む。 「私は、シヴァが大好きですよ」 きらきら、きらきら。 光があたっているシンがあまりにも綺麗。 きらきら、きらきら。 輝くシンの瞳が、とても綺麗。 思わず、シンから目が離せない。 『きらきら』 ――――――――――― 木の葉の間から差し込む太陽の光って綺麗ですよねー。 とりあえず。セイントの本編はよくわかんないけどそれでも私はシヴァが好きなんだよっていう結論です。(笑/何 いいんだ。もう私の道突っ走っていこうと思います。機会があれば本編聴こうと思います。(爆 まずはたまってるアニメ見ようと思います…。 |